特別な場所や特別なタックル、卓越した身体能力を必要としない。だれもがキック・ドライブ・テールの「破壊のパフォーマンス」を手に、小規模から大規模フィールドまで、それぞれの身近なフィールドの頂点に君臨するビッグバスに対峙する。
キング・デストロイの「破壊のパフォーマンス」をそのままに、ボディー・サイズを、小規模フィールドでも大型ブルーギルとしてはめずらしくない175mmに設定。フィールドやアングラーを選びすぎることなく、あらゆる状況・条件・テクニックに対応する「破壊の“the SORD”」。に仕上がっている。ビッグレイクのレコード・モンスターを相手にするなら、丸飲みできるそのサイズは「捕食本能」を強烈に刺激し、野池など小規模フィールドのビッグバスを相手にするなら「攻撃本能」さえ刺激する。このブルーギル・シェイプと、ハドルテールの血流を受け継ぐクリムゾン・オリジナル・キック・ドライブ・テールのナチュラルな泳ぎ、それだけで彼らの本能を一瞬にして破壊してしまう。
キック・ドライブ・テールと多連結ボディーをコンポジットした、奇跡ともいえる極めてナチュラルな泳ぎを再現する。サイズ・ダウンした175では、頭部を含めたフロント・ボディーにもわずかに微振動を与えるようセッティングを煮詰め直し、より広範囲のバスの側線を刺激するようアピール度を高めている。また、ヘッド部が引っ張るルアーの軌道は、極めて直線的なI字系といえ、警戒心の強い大型の個体には特別な破壊力を見せつける。
ステディ・リトリーブによって、無警戒に泳ぐブルーギルを演じる一方、ストラクチャー周辺では、テクニカルなメソッドで、リアクション・バイトを仕掛けて獲ることが可能。このサイズだからこそ、アングラーの意思やテクニックを、狙い通りにダイレクトに伝えることを可能にする。 そう、だれもが「破壊の“the SORD”」を手に、身近なフィールドで身を潜め待ち構えているビッグバス、そしてブラック・モンスターに立ち向かえるのだ。
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#001 NORTHグリーンGILL
BIWAKO北湖をはじめクリア・ウォーターに生息する、グリーン系カラーの強いブルーギルをイメージして、ボディーサイド上部ラインにメタリック・グリーンをペイントしています。ディメンショナル魚鱗を覆う深い透明感のあるパープル、エラ部のオレンジ、背中のモスグリーンのライン…ブルーギルのベーシックをおさえたカラーリングに仕上げています。
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#002 SOUTHブラック・ゴールドGILL
BIWAKO南湖をはじめステイン~マッディ・ウォーターに生息する、体色の色濃いブルーギルをイメージ。濁った水質でも、背中のブラックがブルーギル特有の輪郭を際立たせるとともに、ベリーラインにはダークなオレンジを吹き、その存在がブルーギルであることを強く認識させます。またサイドのゴールドは濁った水中では、艶めかしいフラッシング効果を発揮します。
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#003 KIDS GILL
ディメンショナル魚鱗を覆う深く透明なブルー・カラーは、若年のブルーギルであることを印象づけます。ブルー・カラーはブルーギルのみならず、日本のベイト・フィッシュにも多く見られるカラーであることから、バスの警戒心を和らげて口を使わせることが期待でき、さらに水域を問わず使用できるオールラウンドな性格を持ち合わせます。安定感のあるカラーといえます。また縦じまは、フラッシング効果を発揮して、その存在をアピールします。
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#004 イエローチャート・バックGILL
背中のラインの可動ポイントをイエローチャートでペインティング。アングラーは、ルアーの位置・水深・動きを的確にとらえることができ、さらにその後方を追うバスさえもいち早く察知することを可能とします。浅いレンジやシャロー・エリアを攻略するとき、特にグラウンド・アングラーにとって、圧倒的な視覚のアドバンテージをもたらします。
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I字系微震動のフロント・ボディーと、生々しく“-yakudo-躍動”する多連結リアボディー。キック・ドライブ・テールでしか生み出せない、ハード・ベイトによる泳ぎの次元を超えた、無警戒ブルーギルの究極ナチュラル・スイミングをパフォーマンスする。
CRIMSON ORIGINAL KICK DRIVE TAIL and 多連結ボディー構造
テール全体が左右に振れる単純なアクションではなく、後方への水流がテールを巻き込み、テール自身が支点を伴った特有の振子運動を発生させます。ジョイント各部は一見機械的に単調な運動を繰り返すだけですが、そのすべてが見事に連動することによって、キック・ドライブ・テール独特のスイム・アクションを生みだし、まさに本物の無警戒状態のブルーギルの動きを再現しています。計算し尽くされたメカニカル・デザインが「釣れるアクション」を生み出しています。
ディメンショナル・スケール・ペイント“鱗-RIN-”
これまでビッグベイトには求められなかった「リアル」という概念を、特殊かつ高度なペインティング技巧によって封入。ウロコ1枚1枚にグラデーション・ペイントをほどこし、影となる付け根部を暗く、先端部へ向け明るくペイントしています。ボディー全体として、折り重なり脈打つかのような、まさにライブベイトそのもといえるウロコ群を再現しています。
フェイス・スカルプチャー&アルミニウム・フェイス
フェイス部の荒々しいまでの彫刻の起伏に合わせて、丹念にアルミシートを貼り合わせていきます。それによってできる陰影が、金属特有の異質な生命感を生み出しています。水中ではアクションに応じてギラリと光り、強烈なフラッシング効果が期待できます。また、金属質の重厚感が「KEEN EDGED the SORD」の趣向を一層高めています。
x3HOOK SYSTEM
体高のある特異なブルーギル・シェイプのルアーでは、フッキング率に課題であるのも事実でした。しかし、3カ所にトリプルフックを装着することによりその課題を払拭し、驚異的なまでにフックアップ率を高めています。特にテールに装着したフックは、テールをついばむような浅いバイトも逃さず捕らえ、貴重なビッグベイトへのバイトを逃さない、クリエーターの執念を感じせるフッキング・システムとなっています。
FOAM-CRIMSON
クリムゾン・オリジナル・ボディー成形技術によって、ソルトウォーターの獰猛なフィッシュ・イーターにも耐えうる、ストロングかつタフネスなウレタン発泡樹脂マテリアルを実現しました。内部にまでずっしりと身の詰まったボディーは、空疎なプラスティック製とは明らかに異なる重量感・質感を持ち、トルクフルな水押し感を発揮、クリムゾン・ルアーが一回り大きな個体を引き当てる重要な要素となっています。まさに水中に入れれば、今にも自発的に動き出しそうな、唯一無二なる「生命感」「躍動感」をたたえています。
x2 LAYERED HYBRID COATING
みずみずしいまでに輝きを放つ上層コーティングには、衝撃を吸収するため柔軟性にも優れたウレタン・マテリアルを採用。下層には最後までウロコ塗装とボディーを守る高硬度を誇るウレタン・マテリアルを採用しています。特性の異なる2種類のコーティング・マテリアルをそれぞれ何層にも重ねるクリムゾン・オリジナル技術によって、芸術的造形美とルアーとしての機能を頑強に守り抜きます。
低速~高速リトリーブまでI字系の直線軌道を徹底的にキープ。
テクニカルなメソッドにも、テール・ピッチとそれによるボディーの躍動ピッチを緩急自在、劇的なまでに変化させる。ボディーに追従するテールの動きそのものが、未体験の強烈なバイト・トリガーとなる。
ミディアム・リトリーブ
キック・ドライブ・テールの振り子運動によって、多連結後部ボディーのみを左右に押し曲げ駆動させることを可能としました。頭部を振らないその独特の動きは 無警戒に遊泳するブルーギルそのものといえ、広大なウィードフラットをサーチングするのに有効です。トルクフルな水流波動は、より遠くに潜むバスにその存在をアピールします。
デッドスロー・リトリーブ
スピナーベイトのスローロールのように、任意のレンジをテールが動く最低のスピードでリトリーブします。そのアクション・ピッチは低速かつ単調な動きであるが、それこそ低水温で低活性にあるブルーギルを演出します。冬季〜初春の低活性な季節や状況において、ストロングなメソッドになります。
ジャーキング
チェイスはあるがバイトにまで至らない時、鋭くロッドをジャークさせることによって、予測不能かつダイナミックなフラッタリングを発生させることが可能です。またその強烈なフラッタリングに追従するテールも劇的な振り子ピッチの変化を発生させ、リアクション・バイトを誘発する強烈なトリガーとなります。
フォーリング
リトリーブしてきたルアーをストラクチャー際で、ラインをややたるませた状態で自然にフォールさせます。テールをわずかに揺らしながら、頭を下げて沈下していく姿は、未体験のインパクトを与え、中層のニュートラル状態のバスを一気に捕食モードへと駆り立てます。
ボトムステイ・アンド・ジャーキング
ボトムでは前傾姿勢を保つよう、フロント部に集中させたウェイトによって絶妙にバランスをとっています。その結果、テール部をやや上げた状態で、ボトムをついばむ無警戒のギルを演出することが可能です。バスが近づきロックオンしたところで、上方にロッドを大きくあおりフラッタリングさせてみてください。予測不能でクイックかつダイナミックなフラッタリングに、リアクション・バイトを誘発します。
【使用上の注意】
□重量級ルアーのため、障害物へ接触するなど想定外の衝撃を与えると、ボディーの破損、性能の低下につながります。
□ルアーがまっすぐに泳がない場合には、アイ・トゥルー・チューンで調節してください。
□本製品が、ハンドメイド製品の場合、ウェイトバランス・塗装などに多少の個体差がありますが、その機能・性能に影響はありません。
□フィールドの水温の状況やご使用のラインとのバランスによって、ルアーの浮き沈みの具合が変化することがあります。シンカーを貼ったりするなどで調整してください。
【お取り扱い上の注意】
□針先は鋭く危険ですので、お取り扱い時やキャスト時には、十分に注意して安全を確認してください。
□お子様の手の届かないところに、保管してください。
□車中など高温または多湿となるところでの、放置または保管はお避け下さい。塗膜剥離の原因となります。
□塗装が剥離した場合には、ウレタン・コーティングを施してください。
□釣り以外の用途に、ご使用にならないようにしてください。